2022/05/25 季節の情報
固定資産税と評価額
先日に続いて税金ネタです。 固定資産税の納付時期ですね。 先日、お客様にこんなご質問をいただきました。 ご自宅の火災保険をお預かりしているお客様より、 「固定資産税の評価額は下がっているのに、火災保険の評価額が上がっているのは、なぜ?」
固定資産税、火災保険、ともに「再建築価格=同じ家をもう一度建てるとしたらいくらかかるか」を
基準にしている点は同じです。
まず、固定資産税=再建築価格×経年劣化等を考慮した減点補正率 で算出しています。
経年減点補正率は、地区10年で0.5、築25年以上で下限の0.2に近づきます。
古くなれば評価額が下がる、ということになります。
一方、火災保険はあくまでも「建物に損害が出て、今新しく建て直したらいくらか」を
出しており、評価額に経年劣化による減額は考慮されません。
古くなっても評価額は下がりません。
事故により損害があった場合でも、再建築できる費用を補償するのが火災保険です。
例えば、15年前に1500万円で新築した木造の家。
固定資産税の評価額=555万円
火災保険の評価額=1520万円(←15年前より、消費税額UP、建築価格UPの為上がっている)
となります。
今回は堅苦しいネタになってしまいました(-_-;)
「火災保険の保険料が上がって、負担だ…」
「今の保険で十分な補償が得られるのか、不安」
などなど、お気軽にご相談ください(もちろん、ご相談は無料です)






